2011年5月30日月曜日

カンファレンス便り in Wichita 2011−(1)

5月9日
成田を出発し、
ミネアポリス到着。

節電で薄暗い
日本の空港と違って
明るい!

歩く歩道も
動いている
成田は止まって
いたけど。


乗り継ぎのフライトまで
すご〜く時間があるので、

ず〜とパソコンで
マスターキーの為の
最終作業していた。

インターネットにつなぐのは
この空港はチャージが
必要なようなので
あきらめた。

スープと
サンドイッチの夕食

*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*

カンファレンス会場のコンベンションセンターに
隣接したハイアットホテルが
しばらく MY HOME

ホテル脇のアーカンソー リバー 沿いは
ジョギングコースになっていて、
ルームメイトのGayle と私は、ほぼ毎日、
ジャッジングルームに行く前に
30分ほどウォーキングしていました。

 
 
 
風は毎朝、冷たかったけど
朝9時から夜9時までのハードな仕事の前に
リフレッシュ!(眠気覚まし????)
*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*



レジストレーションのところでパティに会いました。
15年来の友人です。
地震の時も心配してメールをくれました。
もう、6人のお孫ちゃんがいるんですって!信じられない!


▲ジャッジが終わって、17日午前中は
久しぶりに私たちはちょっぴりお寝坊する事にしました。
午後から彼女のブースセットアップのお手伝い

▲憧れのメリージョーのデモは、
SDPオフィスのクラスルームで行われていました。
自由に湧き出るように、混じり合ながら出てくる色、
いつのまにか,それはバラや洋梨や葉などの形となって現れてくる。
彼女のペインティングに憧れて、
ペインターになった人は数知れないでしょう。


▲夜は美穂さんの企画でジャパニーズオリエンテーション。
アイーダ、というギフトショップの2階で行われました。
今年は12名の参加。
会期中のクラスの受け方は?食事は?お水は?チップは?
カンファレンス中のあらゆる事の説明を
日本語で聞く事が出来ます。

本当に有り難いです。

ここはBrighton のショップ。
ほんとヤバイです。
又、靴とベルトとブレスレット、ネックレス買ってしまった!!!!

日本に初めてのショップがお台場に出来たとか、
後で調べてみようと思います。
日本に入ってきたら、
きっと大評判になってしまう可愛いコレクタブルズ。
密かに日本上陸しないで欲しいと願っていたのですが。


2011年5月28日土曜日

英語でプレゼンテーションをしました。

アメリカより帰国しました。
39回目 SDP(Sociti of Decorative Painters)
カンファレンスはカンサス州 ウィチタで開催
されました。

今年もサティフィケーションの審査の為、
開催より1週間ほど早めに渡米しました。

◀カンファレンスで
 渡されるブックレット

カンファレンス参加も
いつのまにか連続21年目、
日本人で一番参加回数が
多いようです。
(ちなみに18才から
 参加しているので〜
 今は39才
 なあんて....ウソですが。)






初参加のころは英語が全く出来なかった私、でも
参加回数と比例して、そして必要に迫られて
どうにか
少しは上達、審査員歴も今年で6回目になり、やっと
ジャッジの審査以外の大きな責務も見えてきました。

そして今年は、なんと英語での講義、
それもMaster Keys !を担当しました。

私のトピックは得意な Leafing & Antiquing

当日アクシデントもあったのですが、
結果的には大成功 だったようです。

(私的には当日、大失敗をしたと思っていたのですが)

Master Keys Programは
MDA(マスターデコラティブアーティスト)が、
サティフィケーションの勉強のヘルプになる様に
ヒントやTips を提供する講義中心の
アカデミックな
クラスで当然、受講者は
アドバンスなペインター
さんが多いようです。

日本人では私が初めてのMaster keys Teacherでしたが、
これからの日本人のMDA の事を考えると
失敗できない
と思い、がんばりました。

私の英語でのハンディをカバーするために
用意したのは
Keynote(パワーポイント)を使ってのプレゼンターション。

スクリーンでスライド、ムービー展開をします。

実は
せっかく見やすいように入れこんだはずのメモが
当日の朝の準備段階で、私のPC画面で出ない事が判明し、
私の頭の中は、大パニック!!!!!
まさかこんなアクシデントが起こるなんて!!

短い時間で決心した事は
もう、度胸を決めて、一か八か、
ぶっつけ本番状態で話すしかない!

これだけ準備したのだから、絶対に伝わるはず!
堂々と落ち着いてやろう!

結果、
沢山の方たちに助けられて作った私のプレゼンテーションは、
途中、笑いもいっぱいで
拍手いっぱいで終わる事ができました。





◀これは受講者に
 渡されたバインダー










Master Keys のクラスは
一人の持ち時間は1時間、アカデミックな内容の講義で
行われます。

今回の3人のMaster Keys Teacher
まず初めは
・Gayle Oram, MDA/VGM
 Interpreting a Stroke Design

そして私
・Ginko Otaka, MDA/TDA
 Leafing & Antiquing

3番目は
・Marian Jackson, MDA
 Value and Temperature of Background




◀私の
 ハンドアウトプリント

 カラー写真いっぱいの
 20ページ、
 本のような綴じ方に
 しました。


 



私のプレゼンはKeynote(パワーポイント)で
スクリーンにスライドとムービー(動画)を映し出し、
見ればわかってもらえるように工夫しました。

名付けて
(eye see) I see (I understand) 作戦。

箔の扱い方、貼り方、アンティキングの方法など、7つのムービーにし、
私のシークレットもいっぱい盛り込んだプレゼンテーション
は、
文字がピョコピョコ動いたり写真が大きくなったりしたので、
みんな新鮮だったようです。

途中、リモコン操作がうまくいかなかったり、
下手な英語がもっと変だったり、
アクシデントのため、用意したタイマーも見る事が
出来なかったのですが、でも練習のかいあってか、
きっちりと予定時間で終らせる事が出来ました。


◀同じプレゼンテーター、
 そしてジャッジ仲間の
 Marian Jackson MDA
 と。

 英語のHelpは
 するから、
 と言ってくれて
 いたのですが、
 ”Helpは必要なかった。”
 と言ってくれました。
 本当かな????
 
本当に優しく、とても心強かったです。

 
彼女は 
”Masterkey のクラスをするのは、
MDAの代表としてするのだから、私たちには責任がある。” と 
ジャッジングルームでも話していました。

Master Key Teacherをするのは、
アメリカ人でも相当プレッシャーのようです。

いつもホテルのお部屋をシェアしている
プレゼンターのGeyle Oram MDAも
とってもナーバスになっていました。
私は、”どうしてあなたがナーバスになるの? 英語が出来るのに!”
思わず言ってしまいました。



◀終わった後、
クラスルームで。

頭の中は
真っ白状態

ちょっと
脱力感の顔?







後から、
”すごく評判が良かった!”
受講してくれた方達や、SDPスタッフや、他のMDAなどから
いろいろなところで聞いて、
”あ〜終わったんだ!”と
だんだん、実感湧いてきました。

Master Keys Teacher .......
私にとっては、果てしなくできるかどうかわからない
とても大変な事でした。
これが失敗したら、生きて行けないかもと思うほど
必死、何回も夢でうなされましたが、
今、思うと楽しんで出来たと思います。

こんな機会に恵まれた事に感謝です。

イギリス人英語講師のEmy
 話が来た時からすごく喜んでくれ、
 最後まで私を助けてくれました。
Appleのインストラクターの方たち、
 全くはじめてだったKeynote( パワーポイント)やムービー編集を
 指導してくれました。1日に5.6時間、銀座Appleで勉強した事が
 何回もありました。

応援してくれたSDPスタッフの美穂さん。
MDAのジャッジの方たちは
 ”Ginkoの英語はわかるよ。大丈夫!何、心配してるの?”と
 元気づけてくれました。

受講してくださったアメリカ人の方達、
 温かい目でつたない私の英語を受け止めてくださいました。

受講してくださった
 優しい那須井淳子MDAさん、
 寝てしまうかもと言っていた
清水のぶこMDAさん、
 楽しみ〜〜と言っていた泉澤みつよCDAさん、
 冷やかしながら、励ましてくださいました。 
 終わった後、
 ”すごく良かったよ!落ち着いていたよ。
  吟子さんの持っている物をすべて出してくれたような
  盛りだくさんの内容、展開で、あっと言う間に終わった!
  寝ている暇なんてなかった!もっと見たい!" 
 と言ってくださいました。

その他、沢山の方達に支えられて、こなす事ができました。

そして、
Master Key のクラスルームには、
バーバラワトソン先生が天国から来ていて
確かに私を見守っていまし

皆さん、本当に本当にありがとうございました。